東京バビロン ダンスセレクション
『ポンペイの落書き#03/FINAL』
―私と一緒に踊ったことを憶えていて?
 
2009.9/29-10/5
会場 pit 北/区域 (アクセス)
※JR京浜東北線「王子駅」より徒歩2分。
東京バビロンの劇場は2つございます。劇場名を必ずご確認下さい。

 
時間   開場 19:00   開演 19:30
 
料金 前売 2,500円 当日 3,000円 ペア 4,000円
2日券 4,000円 3日券 5,000円 通し券 7,000円
※全席自由・ペア券は予約のみ
 
予約・お問合せ (東京バビロン)
TEL 03-3927-5482 http://www.tokyobabylon.org
            
 
9月29日(火)
第1部 Camille Mutel (ダンス)フランス 第2部 武藤容子 (ダンス)
『Bursting into Oblivion』 『Bone’s Memory 2009』

(C)Paolo Porto
 
―無意識の肉体とポエジーを求めて―
野生的で残酷で猥褻で、怖ろしく美しく白痴的でもある何かが私達の内部にはあり、それに表現するスペースを与えるかが私のダンスなのです。
 
―トーキングヘッズ叢書 No.36より

(C)大久保由利子
演劇活動からダンスへと移行。ジャンルにとらわれることなく自由に身体表現と関わり、多数の招聘公演に出演。また、’94年より骨格のみを作り即興で肉付けする長編ソロ「魚の小骨」シリーズを継続し、骨太く深化中。
 
9月30日(水)
第1部 江藤由紀子 (ダンス)山口 第2部 今野眞弓 (舞踏)
『レジャー』 『風もなんにも』Play Back

(C)大洞博靖
 
こんなにも楽しみにしている
ありがとう他人
くたばれ貴様ら
【江藤由紀子】福岡県出身、山口県在住。2006年、山口情報芸術センター(ycam)で催された山田うん振付ws参加を機に、踊りを始める。山口では「スタジオイマイチ」の立ち上げに参加し、同スタジオにて作品を発表。
 
【一楽まどか】(いちらくまどか)1987年生まれ。山口県出身。04年頃より、グロッケンとエレクトロニクスを使っての即興演奏を始める。その頃より、さまざまなミュージシャンやアーティストとの競演を果たす。07年、HACOのソロアルバム「RISKA」にゲスト参加。08年7月、YCAMで行われた大友良英展オープニングライブ「Songs」に出演。
[振付・出演] 江藤由紀子 [音楽] 一楽まどか

(C)高橋成忠
夏みかんの樹は見ていた
坂道を上る人を
どこへ行くのだろう…
 
10月1日(木)
第1部 松岡涼子 (ダンス)福岡 第2部 成田護 (ダンス)
『砂をかむ』 『霊魂という奇怪な存在者』

(C)田中英世
風を孕んで
水の打つところへ

現実化する夢「現夢(あらゆめ)」のためのあるヌミノーゼとの対称的賭術〜預言者の躍り、サロメの首、木星の大赤斑の視線、忘却の川の舟歌…
 
10月2日(金)
第1部 佐藤ペチカ×菊地びよ (舞踏) 第2部 相良ゆみ (舞踏)
『愛しい方へ』 『葦(reed)』

(C)福地パウロ
 
出会いから10年。
やっと話をしはじめました。
びよ。ペチカ。踊る。

(C)田口信也・EMI
 
幼少よりバレエを習う。1988年よりNYを拠点とするEiko and komaに影響を受け身体表現の模索を始め、大野一雄舞踏研究所にて舞踏を学ぶ。代表作“boundary”“サブリミナル”人間の普遍と個人体験に迫った事をテーマに作品化している。
 
10月3日(土)
第1部 飯田晃一(×池田龍雄) (舞踏×美術家) 第2部 入江平 (舞踏)
『ある日、池田クンが』 『静物』
(C)飯村昭彦
【池田龍雄】土方巽と同年の1928生。「戦後前衛美術」の代表作家。1948年、岡本太郎らが始めた「アヴァンギャルド芸術研究会」に参加。以後、絵画、立体、舞台美術、映像、パフォーマンス、著作とその活動は多岐に亘り、現在に至る。
【飯田晃一】キューバ革命の契機となった7月26日運動と同日生まれ。原爆ドーム、第五福竜丸などでの「世界中が劇場である」プロジェクト。首くくり栲象氏やゼロ次元との交流。今回、池田龍雄氏と「梵天の塔」とともに共演させて頂きます。
http://artbody-labo.net/  ab_labo@hotmail.co.jp
07
「処理場」
08
「翌朝未明、ついに捕獲された其の火星人たちへ」「静物2」
09
「人間そっくり」
(安部公房著)

 
10月4日(日)
武内靖彦 (舞踏)
『素型原寸 考/闇の絵巻』
「歩く」に足が邪魔なように、「静止」の建立には息づかいが煩
い。瞬きや身じろぎを分解写真し、ルーペをかけて
覗くような日がつづく。ほんに「動き」は厄介なモノである。
 
1971年「単独処女舞踏会」から現在に至る。
シリーズ[光と闇の教室][重力の都][素型原寸 考]続行中。
只今、舞踏悔恨譜拾遺[パンドラの柳行李]展開中。
 
 
10月5日(月)
第1部 七感弥広彰 (舞踏)フランス/日本 第2部 Camille Mutel (ダンス)フランス
『Au bout du vent 風の端』 『Bursting into Oblivion』
(C)Paolo Porto
Lighting Design OLLIVEAUX Margot
(C)Paolo Porto
 
78年フランス生まれ。岩名雅記、Herve Diasnasから舞踏を学び、現在はソロダンサーとして活躍中。
 
「彼女の舞台は極めてエロティックでありながら知的な抽象性も兼ね備え、かつ不思議な開放感も感じさせる刺激的な舞台だった。」
(竹重伸一)
 
―トーキングヘッズ叢書 No.36より
 
風とは空気の対流。
温度差を均一にしようとする働き。
風に端があるとしたら、
不均一に対する容認もしくは成層圏の果て。
 
 
Lighting Design アイカワマサアキ
Coordinator 竹重伸一
Producer 岡村洋次郎
Dance Project Staff 坂本康郎・吉村ひろの
主催:東京バビロン http://www.tokyobabylon.org