(C) Setuko Senba
会場:シアター・バビロンの流れのほとりにて

 Lighting design アイカワマサアキ+スタッフ塾
2日券 4,000 円
3日券 5,000 円
通し券 7,000 円


E-mail t.babylon@r5.dion.ne.jp
TEL 03-3927-5482
TEL 090-6135-0599
FAX 03-5942-7337
前売 2,500 円
当日 3,000 円

ペア券 4,000 円

(予約のみ)

2007年 8月7〜14日  

『踏みはずしvol.6』
     
Tokyo Babylon Dance Selection

開場 PM 7:00
開演 PM 7:30





7日(火)
イマージュオペラ>>ディアレクティック<<

舞踊: 
野沢英代 
脇川海里 他
振付・演出: 
脇川海里

『歴史』

国家と身体自我が神話的に同一化され、帝国の亡霊が五月蝿く回る。差異は一度
無化されるが、歴史と身体は他なるものであり、それは同定されえない。つねに
同一化不可能性のただなかにある舞踊はあるいは差異それ自体として、来るべき
世界主義cosmopolitanismを呼ぶ力である。
http://d.hatena.ne.jp/kairiw/


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8日(水)
ubu ubu

出演: 井上みちる 杉田丈作

『ウブウブ舞踏沓-Old Red Shoes-』


http://www.k3.dion.ne.jp/~sugitax/

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9日(木)
(一部)
宮下恵美子の仮想ダンスカンパニー アトリエム

出演: 立花あさみ 宮下恵美子
構成: 寒河江勇志

『めかりどき』

もしあなたが、その日1日幸せで居たいなら、ワインを飲みなさい。
もしあなたが、1週間幸せで居たいなら、豚を1匹殺しなさい。
もしあなたが、1ヶ月幸せで居たいなら、結婚しなさい。
もしあなたが、1年中幸せで居たいなら、庭師になりなさい。



(二部)

アトリエ・紅


出演: 野村チヤ 濱坂壮一郎 岡村唯史

『TALES』

はぐれた風の行方を辿り裸足で時を渡る。

http://homepage2.nifty.com/abeni/


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10日(金)
石丸魚ユニット

出演: 入江慧 小松亨
振付・構成: 石丸魚

『入江慧と小松亨』

この二人のダンサーはともに南西地方の出身である。南西の人は饒舌で歌や 語り
を好むが踊りには向かないという考えがある。二人もまさにそう思える節がある
。ダンスをやるよりは歌謡漫才でもやった方がいいかもしれない。しかし敢て、
ダンスをやる限りは無理にも饒舌を殺す必要がある。そこで二人を足して2を掛
けたぐらい饒舌な石丸が振付けにあたるわけである。過剰な冗語の末に二人が虚
脱することを期待して。


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11日
(土),12日(日)
小林嵯峨 + NOSURI

出演: 本澤夕湖 田村のん 猪狩彰一 小林嵯峨 他
振付・演出: 小林嵯峨


『コ/ギ/トーーン』

からだの風景を見ること
耳が雪崩れ、手が、足が、単独に物思いをし、胸から瀧が流れ落ち、
背骨が崖を滑り
落ちる
中指が一つ一つ階段をのぼっていく
内臓の天空を鳥が飛ぶ

http://www.weave-a-wave.com/saga/

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13日(月),14日(火)

神村恵カンパニー

出演: 岡村泰子 坂本典弘 松田多香子 神村恵
音楽: UNKOWNxHARDxERROR

『ビーム』

私たちは空間を、切り取って、横切って、行くのです。
いろんなものを突き刺して突き刺して。

http://ameblo.jp/kamimuramegumi


アートディレクター

竹重伸一
舞踊批評。1965年生まれ。現在、『テルプシコール通信』で舞踏の 批評を執筆。身体表現批評の季刊誌『Corpus』編集委員。 踊りと言葉の微妙な
愛憎関係を日々実感させられている。

首くくり栲象
本名:古澤栲。1947年生まれ。究極のアクションと いえる首吊りアクションに到達。 2002年、東京バビロン柿落とし「消」に観世栄夫・ 田中泯らと参加。
正式な劇場デビューを飾る。

岡村洋次郎

1948年生まれ。東京バビロン代表、 劇団『阿彌』主宰。

これからは舞台の抽象力・その思想性が問われてくるのではないか
今回からこの企画では、グループ作品のみを取り上げていこうということになりました。最近の舞台を観ていると、その空間の内で振付だけが、あるいは 體が視えてくるということはあるのですが、そのステージ下の未知とか天井遥か彼方(もっと云えば非知)や、あるいは劇場の外が視えてこないという作品 が多すぎるのではないかという危惧があります。グループだと他者に影響を与え動かす言葉やイメージがお互いに必要な分だけ、自己を他者性としての 言葉の目に晒すいい機会ともなり、思想が育まれる可能性が出てくるのではないか、そしてそういう作業を地道に積み重ねてゆくという場を創れたらと発想 しました。視えてくる體と舞台の抽象力・その思想性を期待したいと思います。なおソロ作品の企画は2008年1月から別に立ち上げる予定です。(岡村洋次郎)






東京バビロン http://www.tokyobabylon.org